2010年11月15日月曜日

2010年11月11日(木)の講話は岐阜県倫理法人会会長の曽根康正さん

曽根会長(SMCグループ代表)のお話は、経営に関わる人であれば、普段出来ていないところに気づかされ、心が痛くなることが多いです。

今日の講話では、ご自身が苦労された経営体験、うまくいかなかった体験も率直に述べられました。

印象に残ったお話は、参加された皆さんが違われるかと思いますが、特に、
1.勉強したことをやると、なぜか社員がやめてばかりいたこと、
2.自分が、社員の心をわかる能力が10人までだった、
3.会社には、トップ以上の器の人間は入ってこない、
4.倫理をやっていても、「倫理ごっこ」ではいけない
5.話が来た役は、すべて受ける
6.お客さんよりも家族や社員を大事にする
ということでした。

この中の、特に6については、私もそうですが気持ち的に受け入れることが難しい方が多いのではないでしょうか?

社員が、入っては辞めていくなか、ピークで2年に20人やめた年もあったそうです。
現在は退職者が激減し、社員の間で結婚する方、出産も。社員が家族と言いきっておられる。


どうやったら変えることができるか?
自分が変わることだ、自分の意識が変わることだと、本当に真剣に考えられたそうです。

「すべて、裸になって変わろう」
賞与の時に、「事務所の気に入らないことがあったら何でも言っててくれ」と面談を行うようになった。

ある辞めて欲しくない社員には、「この事務所の何から何まで嫌い」とまでいわれたこともあったが、面談をやるようになってから6年経って、不満を言う人はいないそうです。


さらに、「来た役は、全部受ける」
県の会長も、「出来るからなった」のでなくて、誰かがやれそうな人に声をかけるのであり、受けて役をやっていくことで、役が育ててくれる。
JC時代も、全国の仕事で外に出ていく時間が多くなって、職員に仕事を任せるしかなくなり、人に任せられるようになった、という。


朝早起きの良いところは、奥さんの目と目を見て挨拶をする夫婦朝礼を行い、夫婦仲が良くなったこと、直感力が出て、ベストの意志決定ができるようになったこと、今日はどういう一日になりたいか、イメージする、とのことです。



最後に、資料の中に、「今日のセミナーで学んだことを実践しなければ、セミナーを受けなかった方が良かったと思いますよ」という言葉が書いてあった。

言葉だけでなく、実践している人の言葉は、ズキッと来ます。



みなさんはモーニングセミナーを聞くだけでなく、実践していますか??
耳が痛いです。


本日は参加者35人、35社の参加を頂きました。
朝食も26人が食べていかれました。



今日の会長挨拶、長瀬琢磨さん。
毎週、ご自分が実践してい中からの、ぴしっとしたお話を最初に頂いています。




専任幹事の山本さんより事務連絡。
11月16日(火)に岐阜市中央倫理法人会副会長、日本料理店の楮代表の遠藤さんが各務原で講話をする、
また11月14日(日)の清掃活動について、連絡がなされました。

0 件のコメント:

コメントを投稿